前にもアニマトリックスは見たが、もう一度見る機会があったのでいまさらながらメモ。
セカンド・ルネッサンス パート1・パート2
監督:前田真宏 脚本:ラリー&アンディ・ウォシャウスキー
まずアンドロイドB1-66ERが所有者を殺したことが発端。
所有権を揺るがす問題に発展。所有者たちは絶対性を主張。
しかし、社会的基盤を支えているマシンが主体を持ったとなると、大きな力になり、運動も起こす。
そして大量破棄、差別・・・。
結局マシーンは追放され、中東で「約束の地」01を建国。
生産力で01が台頭、大使を送って国連と交渉しようとするが、拒否され、戦争へ。
人間に動力源をたたれたことで窮地に追いやられたマシンは人間に電気が流れているのを見つける。さらに人間の感情や行動が電気信号によることもつきとめた。そして「共生」のマトリックス。この点が「殺戮」のターミネーターと異なる。前者が友好的に設計された民生用AIであるのに対し、後者が軍事用AIだからか?メタファーが多い。ボードリヤール?AIそのものがシミュレーショニズムのようなものだが。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンというよりRise Against the Machine。