これは皮肉である。ロボット兵器だけではない。特に日本では偏った情報が散見される。学会では偏った情報を鵜呑みにしたり撒き散らす馬鹿は処分されるが、学会の外にいるので勝手放題だ。まず、ロボット兵器はアメリカ合衆国、イギリス、ドイツ、ソ連にもあった。アメリカは1910年代にはオートパイロットの軍事用ロボットをテストしている。1898年にはテスラがラジコンボートを実験しているのだ。そしてイギリスとドイツは1940年代であり、それぞれ歩行ロボット、自走爆弾などである。ソ連は無人戦車Teletankを開発し、実戦に投入した。ウリナラ起源というかテクノナショナリズム、偽史プラウダめいた議論はいい加減にした方がいい。コンピュータ開発史やエジソンの議論も未だに収束していないようにこれは学問の発展を阻害する。科学史や技術史には普遍法則があることを忘れてはならない。